【ネタバレ注意】人狼サバイバル 神出鬼没!100億円の人狼ゲーム(上) 考察

人狼サバイバルの新刊は初の上下巻構成で、上巻だけ出ている現時点ではまだ役職が明かされていない。児童文庫ということもあり、ネットにも考察がほぼない。これは考察が捗るということで、つらつらと書いてみた。なお、結論はない。正直難しい。




以下、ネタバレ注意























シャモは騎士と思われる。他の可能性としてはハティがあるが、もしそうならハティが能力を見せずに死んだことになり、新役職を出した意味がなくなり物語的に可能性が低い。狼煙の話も白っぽいと言えば白っぽい。


ウサギは村側と思われる。ウサギが狼側ならハティしか考えられない。スコラの能力発動時に白確のツバメと一緒にいたからスコラではない。ウサギがハティなら、スコラはタイマイしかいない。他の単独行動メンバーがスコラなら、東地区のレシートの偽装ができないから。しかし、もしタイマイがスコラなら狼側が2人とも西地区にいたことになり、レシートの偽装もあったもんじゃないので、トリックとして微妙になり物語的に可能性が低い。ウサギはおそらく霊媒師で、シャモが白だったと言う役割だと思われる。ウサギが霊媒師でなければ、コウモリは村人なので、生存メンバーからの霊媒師候補はタイマイクリオネになるが、単独行動メンバーから灰を減らすのは物語的に得策ではない。


マシラが占い師か狼かという判断は難しい。ハティの能力は占い師がいないと意味がないので、占い師生存の方が物語的に都合が良く、占い師の方が可能性が高いか。しかしそうなると、ハティが能力を使ったシャモをたまたまマシラが占ったことになり、なかなかのご都合主義だ。そして狼はクリオネタイマイということになり、タイマイがスコラならレシートのトリックが不要になってしまう。マシラが狼ならクリオネとのコンビでレシートのトリックを使えて都合が良い。しかしハティはマシラの黒出しの言い逃れのためだけに使われることになり微妙。マシラは動きが黒っぽいが、引っかけの可能性もある。


今後の展開予想。

ツバメの死の間際のアドバイスのおかげで100億円達成。75億円を選択。

ウサギが霊媒師CO。シャモは白だったと言う。

ハヤトのダイイングメッセージからマシラが疑われ吊られる。

狼だったため赤ずきんのハヤトが復活。

ウサギが襲撃される。

村側3人のため75億円は未達。オルトロス化を選択。次の狼吊りが必須になる。(スコラが生きていて昼襲撃での狼吊り必須化も考えられる)

ハヤトが名推理でクリオネを吊って村側勝利。


他でよく分かっていない点。

・ハヤトが残したダイイングメッセージ。マシラがエレベータートリックを使ったのか、偽黒を出したのか、狼と言いたいのか、よく分からない。

・ハヤトがなぜスコラを近づけたのか。

・コウモリの失語症設定の意味。叙述トリックのためだけなのか、通話トリックなどで活かされるのか。

・ツバメとコウモリが交わした今後の買い物戦略。

・コウモリが見ていたホテルのエレベーターの動き。


語り手が途中で変わっているというウルトラCも考えられるが、さすがに児童文庫でそこまでやると理解が難しいだろう。しかしもしそうならコウモリが村人という前提が崩れ、コウモリが狼の可能性も出てくる。ハヤトがスコラを近づけた理由としては、タブレットでおびきよせる作戦でコウモリの失語症設定が活かせそうな気がするんだけど、うーんどうなんだろう。なんかわりとしっくりくるけど、ウルトラCすぎないか。