胆石でQOLが下がるというツイートを見たので、僕の体験を少々

 症状が出たのが2019年のGWに入る直前だったと思う。気持ち悪さが常時続き、食事をするとお腹が痛くなるようになった。10連休で病院に行けずに困っていたが、途中でどうしても我慢できず緊急外来に行った。設備の問題で簡単な検査しかできなかったが、胆石の疑いがあると言われた。


 GW明けのタイミングで症状が緩和。大病院でレントゲンやエコー検査を受けるも、胆石は見つけられず。原因不明と診断された。


 6月後半に再び症状が悪化。振動でお腹の痛みが増すためゆっくり歩く必要がある程だった。


 7/1にかかりつけ医に受診。予約してなかったので仕方ないが、3時間ほど待たされて辛かった。検査後、入院が必要なのでと大病院を紹介された。そのままタクシーで向かい、着いたらベッドに寝かされた。CT検査を受け、胆石の可能性が高いので手術しますと言われた。体調は最悪で、血尿も出ていた。夜に手術。そのまま入院。1週間後に再び手術。しばらくして退院。2週間ほどの入院だった。


 振り返ると最も不安だったのは、不調の原因が分からなかった数か月間だ。食事をすると気持ち悪さが悪化しお腹も痛くなるため、食事が楽しみから憂鬱に変わり、QOLの大きな低下を感じていた。これが加齢による体質の変化で、一生続くのなら本当に辛いなと思っていた。ましてや重大な疾病で、死ぬ可能性もあるのかなと不安に思った。胆石だと分かったら嬉しかった。手術すれば治るので。でも最後まで胆石だと確信はできなかったようで、難しいんだなと思った。


 外に出ると食べ物や飲み物を広告も含めるとほぼ常時見ることになり、調子の悪い時は見るだけで気持ち悪くなっていた。匂いだけでもダメだった。うどんと寿司とヨーグルトは比較的マシで、特に寿司は気分を盛り上げてくれるのもあり、ありがたかった。鎮痛剤や胃腸薬はほとんど効かなかった。